【無駄にバーボンの多い店】と揶揄されることもある当店ですので、バーボンをベースにしたカクテルを集めてみました。
わたしが日頃飲んでいるものばかりで、バーボンと言われなければ判らないものや、しっかりと主張してくるものまで、まんべんなく選んでみました。
バーボン・ベースについて
ウイスキーをベースにしてカクテルには、特別なレシピを除くと、単に【ウイスキー】と指定される場合が多いようです。
作り手の裁量に任せるということなのでしょう。
バーテンダーであっても、ウイスキーに興味の無い方もいらっしゃいますし、カクテルがメインの店ではベース用の品揃えなので致し方ないことです。
でも、当店は【無駄にバーボンの多い店】ですので、当然そのあたりの選択肢は多くなります。
特に【アメリカン・ウイスキー】に関しては、銘柄を決める際に苦労(?)しています。
結果としては、私好みの味わいを目指しているだけなのですが、それを気に入っていただけたときの嬉しさを想像しながら作っています。
今回は、特に【バーボン】をベースにしたお気に入りを選びましたので、ご注文の際の参考にしてください。
カウボーイ
バーボンに限らず、ウイスキーとミルクの相性は良いとされています。
かつてはミルクをチェイサーにして飲まれる方もいらっしゃいました。
ミルクを使った代名詞となっているのが【カウボーイ】なのですが “ウイスキーをミルクで割る” 以外の縛りは無いようなので、様々なレシピがあります。
このあたりが『カクテルの味は、店の数だけある』と言われる所以なのでしょう。
私も色々試して自分好みの味で提供していますので、下のリンクからご確認ください。
ケンタッキー
バーボンとパイナップル・ジュースだけで作るシンプルな内容ですので、ベースのバーボンで趣が変わります。
それが面白くて、事あるごとにバーボンを変えて試していますが、いまだに決定打は出ていません。
ブールバルディエ
聞き慣れない名前のカクテルですが、有名な【ネグローニ】のバーボン版と思っていただければいいでしょう。
【ネグローニ】はもちろん【カンパリ】好きな方でしたら、いつもとは違う味わいを体験していただけますので、下のリンクからご確認ください。
バーボネイズ
今回の中では一番バーボンを感じないアイテムです。
カシスの甘さとレモンの酸味とのバランスが鍵になっていて、バーボンは添え物のように感じます。
そんな飲み口といい、たっぷり詰まったクラッシュ・アイスといい、名前とは裏腹な味わいはいかがですか?
カリフォルニア・レモネード
|バーボン|レモン|ライム|シュガー・シロップ|グレナデン・シロップ|ソーダ|
今回はじめて紹介するカクテルです。
2種類の酸味(レモン・ライム)と、2種類の甘み(シュガー・グレナデン)を使うので、てんこ盛り感がありますし、想像通り酸っぱいです。
【チャーリー・チャップリン】のような、酸味のあるカクテルが好きな方でしたら喜んでいたでけるでしょう。
視点を変えれば、酸味がバーボン感を和らげてくれた上にソーダの爽快感も加わりますので、喉越し良く飲んでいただけます。
それを踏まえて、ベースのバーボンはドライ感のある銘柄を使っています。
カリフォルニアを冠しているだけあって、ゴクゴク飲み干すイメージなのでしょうが、ベースのバーボンはしっかりと入っていますので、飲み過ぎにはご注意ください。
ロリンズ
【コルトレーン】というカクテルを知った経緯で考えてみたオリジナル・カクテルです。
ミルクを使った甘口なので【ロリンズ】とはかけ離れたイメージになってしまいました。
考えたのが『バーボン女子を増やしたい!』と思っていた時期でしたのでお許しください。
他にも【ミスティー】【テネシーワルツ】を加えた4種類を【ジャズとカクテル】でタグ付けしてありますので、興味があればご覧ください。
【ロリンズ】の詳細は下のリンクから確認できます。
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