
カシャッサとは
サトウキビを原料としたブラジルを代表する蒸留酒で、地域により名称が変わり【ピンガ】【カニーニャ】と呼ばれることもあるそうです。
日本での知名度は低いですが、世界2位の販売量を誇る、ブラジルの国民酒のような存在です。

カシャッサの9割は国内消費されるそうなので、いかに好まれているのかがわかります。
因みに、販売量1位はウォッカだそうです。
原料や製造法からすれば【ラム】のような気がしますが、ブラジルでは明確に区別されているとのことです。
そこで、ラムと飲み比べてみましたが、風味に微妙な違いを感じる程度でした。
近頃、頓に鈍ってきた私の感覚では、誤差の範疇です。
『だったらラムでもいいんじゃない?』とも思いましたが、そこは譲れないお年頃なので【カシャッサ】を手に入れました。
近頃では、日本でも数種類の銘柄が入手できるようですが、これ以上手を広げると体がもちませんので、代表的な【カシャッサ51】を使っています。
カイピリーニャ

|カシャッサ|ライム|砂糖|
カシャッサを使った代表的なカクテルです。
この【カイピリーニャ】を飲みたくて【カシャッサ】を仕入れたようなものなので、暑くなると結構な頻度で飲んでいます。
ライムの酸味と砂糖の甘さのバランスで、味が変わってしまうので、はじめは苦労しましたが、やっと自分好みの分量が判ってきました。

甘さの加減はできますので、ご注文の際におっしゃってください。
甘さと酸味のバランスが決め手になりますので、作るたびに苦労しますが、ピタリと決まったときの美味しさは格別です。
私の中では、夏のカクテルNo.1状態が続いています。
キウイ・カイピリーニャ

|カシャッサ|キウイ|ライム・ジュース|砂糖|
【カイピリーニャ】をメニューに加えたのに、1種類では淋しかったので【キウイ】を使ったフルーツ・カクテル風も作ってみました。
モヒートにも加えましたが、この手のカクテルとキウイの相性はピッタリで、サッパリとしたフルーツ感を味わえます。
ライムの姿が残っていると邪魔に感じますので、酸味にはフレッシュ・ライムを絞り入れてあります。
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