ブレンデッド・スコッチとハイボール

スコッチと言えば【シングル・モルト】を指すのが常識化しているようですが、私のような古い酒飲みは、どうしても【ブレンデッド】を思い浮かべてしまします。

そして【ブレンデッド】は【ハイボール】で飲むのが好きなのです。

Haru
Haru

ブレンデッドに関してだけは【ソーダ割り】ではなく【ハイボール】と言いたいのは、昭和のジジイだからで、他意はありません。

ブレンデッド・ウイスキーとは、モルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーをブレンドした酒の総称ぐらいの理解で大丈夫です。

世界で一番売れているとされるジョニーウォーカーには40種類以上の原酒がブレンドされています。

その中でも中心的な役割を果たしているモルト原酒をキーモルトと言い、ジョニーウォーカー・ブラックラベルでは、カーデュ(スペイサイド)・タリスカー(アイランズ)・ラガブーリン(アイラ)がそれにあたります。

そして、その中から好きなキーモルトを選んで、出来上がったハイボールに、少しフロートさせて飲むのが大好きなのです。

これは、その昔行きつけだったバーのマスターから教えていただいた飲み方なのですが、すっかり気に入ってしまい、それ以来、ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーのハイボールは、この飲み方で通してきました。

もちろん、お邪魔した他の店で、この飲み方をお願いするような無粋な真似は考えてもいません。

あくまでも、自分用のハイボールを作るときにやっているだけでした。

それでも『サービスで足すのだからいいのでは?』と言うことで、コロナが明けたころから、ブレンデッドのハイボールに限り、密かに実践しています。

『ハイボールの味が、他で飲むのと違う』と思われた方は、これが理由ですのでご了承ください。

因みに、フロートしているキーモルトは、以下の銘柄を使っています。

  • フェイマスグラウス ⇒ ハイランドパーク(アイランズ)
  • デュワーズ12年 ⇒ アバフェルディ(ハイランド)
  • ジョニーウォーカー・ブラックラベル ⇒ タリスカー(アイランズ)
  • シーバスリーガル12年 ⇒ グレンリベット(スペイサイド)
  • オールドパー12年 ⇒ グラガンモア(スペイサイド)

これまで、店のメニューに未掲載だったキーモルトを、これを機会に掲載しましたので、個別に楽しんでいただけるようになりました。

シングル・モルト好きの方はお試しください。

【シングル・モルト・リスト】https://barmystyle.com/list-malt.html

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