ジェントルマン・ジャック|Gentleman Jack

ひょんなことからジャック・ダニエルの飲み比べをしたところ【ジェントルマン・ジャック】の美味しさに開眼してしまいました。

最後に飲んだのはいつだったのか思い出せないぐらいに、ご無沙汰してたアイテムです。

すべては、私の飲まず嫌いの性格から出たことなのですが、ずいぶん遠回りをしてしまった思いがしています。

独りっ子で育ったせいか、食べず嫌いが多く、大人になってから好きになり、損をした気になったことは少なくありません。

私の母はしつけには厳しかった人なので、独りっ子だからと甘やかされた記憶は薄いです。

お陰で社会に出てから助けられたことは多いのですが、こと食べず嫌いに関しては苦労した記憶しかありません。

別に嫌いなものは食べなければいいのですが、意を決して食べてみると、それが美味しかったりするので厄介なのです。

思い返せば、母も結構な食べず嫌いだったように思えるので、結局は母の思い通りに育った姿なのでしょう。

閑話休題。

これまでは【ジェントルマン・ジャック】を、数あるジャック・ダニエルの中での異端児のように思ってきました。

スタンダード・ボトルとの違いが、チャコール・メローイングを2回施した以外の情報が無い割には、価格に開きがあったこともあります。

ボトルの形からして個性的で、他に類似したデザインはありません。

『シンプルなボトルにして、その分安くしろ』などと、理不尽なことを思ったりしていました。

そんなこんなで、飲む機会がなかったのですが、ひょんなことから飲み比べをして、美味しさに気づいてしまったのです。

スタンダード・ボトルでは物足りない、かと言ってシングル・バレルには手を出しにくい、そのはざまを行き来する心を癒してくれたのが【ジェントルマン・ジャック】でした。

Haru
Haru

早い話、今の私には手ごろな価格で美味しく飲める銘柄を見つけて嬉しかったという話です。長々と申し訳ありません。

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