JAM SESSION

クリフォード・ブラウン ジャム・セッション

Clifford Brown All Stars // 1954 : EmArcy

スタジオに観客を招いてのジャム・セッションを記録したアルバム。

同日の録音では、クリフォード・ブラウンを中心とした演奏をまとめたものを【JAMS2】ダイナ・ワシントンのボーカルをまとめたものを【Dinah Jams】として発売されている。

それに対して、この【JAM SESSION】は、個別のミュージシャンではなく、全体を捉えた編集になっているので、私の好きなクリフォード・ブラウンの出番は少ない。

でも、そんなことを感じる余裕など無いほどの熱気が伝わってくる演奏が収録されている。

実はこのアルバム、店をはじめる以前から探していたのだが、とんとお目にかかれず仕舞いだった。

数回、目にしたことはあったのだが、どれもが初回プレス盤だったため、私などが手を出せる価格ではなかったのだ。

それが、廉価盤が、しかもバーゲン価格で出ていたのを見つけてしまった。これはもう手に入れない訳にはいかないだろう。

近頃は、レコードを聴く機会が、めっきり減ってしまっていたが、久しぶりに回したレコード盤からは、ほっとさせてくれる音が流れてきた。

やはり、独りでゆったりと聴くときは、レコード盤に手が伸びてしまう。

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