変わり種のワイルド・ターキー(以下、ターキー)が新入荷しました。
ターキー・シリーズでは、初めてマスター・ディスティラーのラッセル親子以外のサインが施されたブランドとしても知られています。
甘さを伴った、まろやかな飲み口で、刺激のようなものは殆ど感じないうえに、少し加水すると甘さがいっそう際立ちます。
でも、ロックにすると苦みが現れてきますので、冷たくして飲みたいなら【ミスト】で飲まれるのをおすすめしたいです。
冒頭で変わり種と書いたのは、通常のターキーとは一線を画した飲み口だからです。
私は根っからのターキー好きなので、迷わず仕入れましたが、通常のターキー・シリーズを想像して飲まれると、恐らく拍子抜けしてしまうでしょう。
10年ほど前に体験した『12年が終売になり、後継の13年を飲んだときの淋しさ』といえば、ターキー好きの方なら想像していただけると思います。
でも、味わいの点では13年に軍配を挙げたくなるなるのは悩ましいところです。
私の中では ”バーボンの原点” に位置付けられているターキーですので、新たな発見として楽しんでいます。
これまでターキー・シリーズを敬遠されていた方にこそ、おすすめしたいアイテムです。
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