ワイルド・ターキー・ロングブランチ|Wild Turkey Longbranch

ワイルド・ターキー(以下、ターキー)と言えば、真っ先にマスターディスティラー・エディー・ラッセル氏の名前が浮かんできます。
名実ともにターキーを代表する名伯楽で、ほとんどのボトル・ラベルには同氏のサインが書かれてあります。
今回紹介する【ロングブランチ】は、併記された見慣れないサインからも判るように、クリエィティブ・ディレクターとして深い関りを持つ名俳優マシュー・マコノヒーとの共同開発というユニークなアイテムです。
ターキーの歴史上で、初めてラッセル家以外のサインが刻まれたとのことで ”家族のように親しい友人” を意味する言葉から閃いた【ロングブランチ】をブランド名にしたとのことでした。
ひと口飲んだだけで判る、他のターキーとは違う味わいは、ケンタッキー州のホワイト・オークとテキサス州のメスキート(ネムの木の一種)から作られた2種類の木炭で濾過する工程から生まれています。
ターキーらしい骨太な風味のベースは残しつつも、角が取れたソフトでリッチな口当たりに仕上がっているのが印象的です。
ターキーの代名詞でもある101プルーフ(50.5%)が86プルーフ(43%)に抑えられていることも影響しているのでしょう。
そのせいで、ターキー然とした味わいを期待している方でしたら、ちょっと拍子抜けするレベルなのは否めません。
言い換えれば、バーボン初心者の方や、滑らかなウイスキーをニートやロックでゆっくりと味わいたい方には非常に適していると思います。
”一風変わったターキー” この表現が適切かは判りませんが、ターキー・フリークの私としては、今までにない一面を味わえることが嬉しくなってしまうアイテムです。


