ハイ・ウエスト・ダブルライ|Hight West Double Rye

ユタ州にある【ハイウエスト蒸留所】は2006年に設立された、比較的新しい蒸留所です。

2種類のマッシュビル原酒【ライ麦95%・大麦麦芽5%】【ライ麦80%・発芽ライ麦20%】がバッティングされています。

92プルーフと、やや高めの度数ですが、飲み口は非常に柔らかで、アルコールの刺激らしいものは感じられません。

その代わりに、ほんのりとしたライ麦の香りが口の中に広がり、余韻が長く続きます。

このあたりが【ダブル・ライ】の特徴なのでしょうが、これまで飲んできた【ライ・ウイスキー】とは全く違う飲み口です。

かと言って、受け付けない飲み口ではなく、後を引く不思議な飲み口です。

メーカー・サイトによれば【マンハッタン】や【オールドファッションド】などの、古典的なカクテルのベースとして推奨されていますので、それも頷けます。

Haru
Haru

気になったので【オールドファッションド】を作ってみましたが、かなり気に入ってしまいました。お気に入りのウッドフォードよりもいいかも知れません。

どちらかと言えば、古き良き時代が忘れられないあまり、新しい物への偏見を抱いていましたが、今では『新しい物も、ちょっと、いいかも。。。』に変わってしまいました。

同蒸留所からはバーボンも発売されていますので、試してみようと思案中です。

歳と共に凝り固まって硬くなっていた考えを、柔らかく解きほぐしてくれた、ありがたい1本に大感謝です。

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