久し振りに劇場で映画を鑑賞した。
例の如く、相方との夫婦割引要員のはずだったが、観終わってみれば、すっかり、この作品の虜になってしまっていた。
それは、アーサーとマリオン夫妻の距離感が、私たちのそれと似通っていたからかも知れない。
頑固一徹なアーサーを、息子を愛する母親のように包み込むマリオン。
そんな構図が見て取れたのだ。
ただし、この作品のように、マリオンの方が、あっけなく先に逝ってしまうような展開は願い下げである。
先に逝くのは私と決めているからだ。
そんな私も、気が付けばアーサーに近い年齢になってしまった。
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