
『牛を食べる人間のほうが、食われる牛よりおびえた顔をして死んでいく』
そう言った人がいる。
曰く、
牛は生まれたときから諦めている。しかし、人は叶わぬと知りつつ希望を持ち、生に執着しながら死んでいくからだそうだ。
死にざまを達観した言葉に聞こえてきた。
誰にも分け隔てなく訪れるのが死である。
故に、様々な名言が残されているが、私には、これに勝るものはないと思っている言葉がある。
一人の人を
by:Masako
大切に 思う
いとおしく 思う
たまには
涙する時もあるけど
そんな 気持ちを
大切に したい
幸せな気持ちで
お互い
見つめあえるように
最後の時は
静かに
微笑んでいられるように
相方が、とある場所に書いた言葉である。
私にとって幸せとは何か?
その答えがここにあった。
どちらが先にせよ、逝くときはふたりで、そして、静かに微笑んで逝きたいと願っている。
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