PERSON of INTEREST|パーソン・オブ・インタレスト

お気に入りのドラマが終わってしまった。

はじめはA.I.【マシン】を利用した人助けドラマだったのが、シーズン3から【サマリタン】が登場し【マシン】とのA.I.対決の様相を呈し、終にファイナル・シーズンで決着が付いた訳である。

結果として生き残ったのは【フィンチ】【ファスコ】【ショウ】の3人で、【リース】は死ぬべくして死に、【マシン】の代弁者として生きてきた【ルート】は、その【マシン】と一体になれたと思えば、納得できる終わり方だと思えなくもない。

それと、このシーズンでは、仮に【マシン】が存在しなかった場合の状態を、各人の環境に則して描かれた場面が挿入されているが、どちらが幸せだったのかは、人により意見が分かれるところだろう。

私としては【リース】は生きていて欲しかったのだが、やはり【フィンチ】共々では無理があったのだろう。

それでも、墓を写すだけで【リース】の死を表しているところを深読みすれば『生きいているかも?』と、淡い期待だけは持っている。

そして最後の場面で、おそらくは生き延びたであろう【マシン】からの声を聞き、カメラに向かって見せた【ショウ】の微笑だけが、唯一の安らぎとして、私に中に残っている。

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