摩訶不思議な作品だった。
Cafeを舞台にした1週間の群像劇なのだが、その世界観が独特だったのだ。
ほんのりとした恋愛映画と思って観はじめたからかも知れないが、それ以上に【恋するCafe】などという邦題に問題があった。
原題は【Cafe】で “What if the world you lived in weren’t real?”(あなたの住む世界が贋物だったら?)←あってるかな? とキャッチコピーがついている。
これなら納得できる内容だ。
いつもながらの、この手の陳腐このうえない邦題は何とかならないものだろうか。
それはさて置き、主演のジェニファー・ラブ・ヒューイットの印象が際立っていた。
何とも魅了的な表情を見せる。
1998年に公開された【ラストサマー】で人気を博した女優さんらしいが、この作品は観ていないのでこれまで知らなかった。
でも【天使にラヴソングを2】にも出演していたと聞き、あらためて観なおしてみると、確かに、マーガレット役が彼女だった。
しかし、まだまだ若く、歳を重ねた今のほうが、数段、魅了的だったのは言うまでもない。
仮想空間のは疎いので、結局のところ最後まで意味が判らなかったが、最後にはほんのりとした暖かさが湧いてくる、本当に不思議な作品だった。
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