Wynton Kelly (p) / Lee Morgan (tp) / Wayne Shorter (ts) / Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds) // Aug.1959 Substance
当時、最強と賞賛されていたマイルス・コンボのリズム・セクションと、ジャズ・メッセンジャーズのフロント・ラインが合体したアルバムである。
その出来を私などが云々するのは痴がましいのだが、間違いなくハード・バップの名盤に挙げられると思っている。
何といっても、このリズムセクションのグルーブ感はすさまじく、それに乗っかって炸裂するリー・モーガンも素晴らしい。
惜しむらくは、ウェイン・ショーターの摩訶不思議なテナーが耳につかないでもないのだが、このアルバムが彼の初録音と聞けば、それも許容の範囲に収まってしまうのである。
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