死にゆく妻との旅路

妻と逃避行の挙句、主人公は逮捕される。罪状は【保護責任者遺棄致死】

法治国家である以上、それは、いたしかたないことであるし、結果として【起訴猶予】になったことも同じように納得できる。

しかし、それを自分の身に置き換えてみても、答えを出すことはできなかった。

ただ、そんなことを考えさせられるひとが、私のそばにいてくれることだけは、嬉しくてしかたない。

人が人を好きになるとは何なのか。愛とか恋とかを超えた、感情の根源を考えさせられた作品だった。

などと言いながら、主演女優さんの魅力に翻弄されてしまったというのが、正直な感想でしかない。何とも情けない私である。

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