【同・ファウンダーズリザーブ】に続き、シングル・モルトも新入荷しました。
1999年に設立された、比較的新しい【ウォルシュ・ウイスキー蒸留所】の製品です。
今では珍しくなってしまった伝統的な3回蒸留を頑なに続けているとのことで、そのあたりの頑固さ加減も気に入っています。
アメリカン・オークのバーボン樽とオロロソ・シェリー樽で熟成されたモルトの香りは、あくまでも優しく上品な余韻を残してくれます。
刺激的と形容する部分は見当たらず、かと言って軽すぎることもなく、飽きのこない余韻が続くので、何杯でも飲めそうな気がしてしまいます。
一般的にはリッチと表現される重厚さとも違う厚みがあり、飲み飽きることはありません。
【アイリッシュ・ウイスキー】に関しては、まだまだ新参者の域を脱していない私ですが、すっかり虜になっています。
スコッチのシングルモルトと比べれば許容範囲内の価格帯ですが、先ずは【ファウンダーズ・リザーブ】の方から飲まれるのをおすすめします。
自己主張が強い【スコッチ・シングルモルト・ウイスキー】に比べ、控えめながら楚々とした味わいの【アイリッシュ・シングルモルト・ウイスキー】は如何でしょう。
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