Saxophone Colossus

サキソフォン・コロッサス

Sonny Rollins(ts) / Tommy Flanagan(p) / Doug Watkins(b) / Max Roach(ds) // Jun.1956 Prestige

【ソニー・ロリンズ】が24歳で吹き込んだ、彼の代表作となっているアルバムです。

演奏内容やジャケット・デザインなども含めて、すべてが完ぺきと言われ、ジャズの名盤案内では必ず紹介される1枚でもあります。

おそらく、アルバム冒頭に入っている【St.Thomas】などを耳にされた方は多いと思います。

軽快なカリプソのリズムを聴けば『あ~アレねっ』とおっしゃるでしょう。

その他の曲も、お腹の底に響く重量感たっぷりなテーマの【You Don’t Know What Love Is】

マックス・ローチの軽快なリズムに乗って吹きまくる【Strode Rode】

遊び心が満載の【Moritat】

男性的なテナー・サックスの咆哮を響かせる【Blue Seven】

と、どれをとっても名演ばかりです。

50年代でテナーのワン・ホーン・アルバムを1枚挙げろと言われれば、私は迷うことなく【Saxophone Colossus】を選びます。

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