Sliding Doors|スライディング・ドア

過去を振り返れば『もしも、あの時。。。』といった場面を思い出すことがあるだろう。

この作品の主人公のそれは、地下鉄に乗れたか乗れなかったことだった。

独りの女性の人生が、そのふた通りの設定で描かれている。

それぞれが交わる場面があったり、エレベーターでイヤリングを落とす場面が、伏線として最後で現れたりと、私としては、見ごたえのある作品だった。

【脚本の力】とでも表現したい、秀逸な作品である。

久しぶりに面白い時間を過ごすことができた。

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