バッファロー・トレース|Buffalo Trace

バッファロー・トレース

バーボンの蒸留所は、よく名前が変わります。

この【バッファロー・トレース蒸留所】も、前身だった【オールド・ファイアー・カッパー(OFC)蒸溜所】→【ジョージ・T・スタッグ蒸溜所】→【シェンレー蒸溜所】→【ブラントン蒸溜所】→【エンシェントエイジ蒸溜所】と変化して、1999年から【バッファロートレース蒸溜所】として稼働しています。

長い歴史を持つ蒸留所ですが、一瞬たりとも休まず作り続けたことでも有名で、禁酒法時代でさえ、医療用アルコールの認定を受け造り続けていたといいますから、まさしく【継続は力なり】だと言えます。

そして、それぞれの蒸留所の名前を冠した個性的なバーボンを作り続けていることでも名前が知られています。

特に有名にしたのは【ジョージ・T・スタッグ蒸留所】で,その名を冠したバーボンは、化け物バーボンとも称され、バーボン好きには垂涎(すいぜん)の1本となっています。

私も若かりしころ、1杯だけご馳走になったことがあり、バーボンの常識を覆すと言われている塊が鼻腔を抜ける感覚を今でも覚えています。

Haru
Haru

逝くまでに、もう一度味わってみたいバーボン・リストに入っています。

【バッファロー・トレース】名で手に入るのは、現在のところ1種類ですが、コーンの含有率が高いマッシュビルからくる仄かな甘みと樽香がバランスよく、飲みやすいです。

ガッツリ系のバーボンを好まれる方にはパンチ不足と取られがちですが、厚みを感じる飲み口は、このクラスでは秀逸でしょう。

バーボン未経験の方、もしくはあまり飲みなれていない方にもおすすめできます。

また、少し余裕のある方なら同蒸留所の【イーグル・レア】を試していただくと、別次元の味わいを堪能できますのでおすすめします。

因みに【バファロー・トレース蒸留所】のP.V.がありましたのでリンクしておきます。

コメント