1958年に閉鎖されたバーボンの名家【ペッパー家】のブランドを、50年後の2008年に蘇らせたとされる【ジェームズ・E.・ペッパー】
ボトルにある【1776】は創業年とのことで、奇しくも、アメリカの独立宣言が発布された年でもあります。
この年代のアメリカン・ウイスキーはライ・ウイスキーが主流だったとの説を信じている私ですので、先ず飲んだのは白いラベルのライ・ウイスキーでした。
当時の製法を蘇らせたとありますが、流石に、自分が産まれた頃のウイスキーは飲んだことがないので、信じるしかありません。
結果としては、しっかりとしたライ麦の風味だけではなく、甘さを含んだ厚みのある味わいで、すっかり気に入ってしまいました。
Haru
気に入りすぎて、画像にはありませんが、バレルプルーフ(114.6プルーフ)も在庫してありますので、ライ好きでしたら是非お試しください。
となれば、次はバーボン・ウイスキーの番です。
公開されているマッシュビルによると、ライ麦比率は38%で、バーボンとしては高くなっています。
一般的なバーボンと比べるとライ麦を強く感じますが、それ以上に芳醇な甘さの余韻が長く続くのが特徴的でした。
ごく少量の水を加えると、いっそう際立ってきますので、おすすめします。
でも、決して飲みやすい部類の飲み口ではありませんので、飲みなれた方限定でしょう。
昔のレシピを復刻した銘柄では【ブレット】も知られていますが、美味しいとはいえ、決して飲みやすい部類ではありません。
それでも、いったん気に入ってしまうと手放せなくなってしまう不思議な魅力があるのが、この手の銘柄なのでしょう。
そうなるかどうかは、飲んでみなくては判りませんので、気になる方は、これを機会にお試しください。
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