Sonny Rollins (ts)//Victor Feldman (vib )//Hampton Hawes (p)//Barney Kessel (g)
Leroy Vinnegar (b)//Shelly Manne (d)
ウェスト・コーストのミュージシャンと演奏したアルバムでは、【WAY OUT WEST】の方が評価が高い。
事実、私もピアノ・レスで演奏された、そのアルバムの方が気に入っている。
しかし、同時期のアルバムで、さらりと聴きたいのなら【Sonny Rollins and the Contemporary Leaders】に軍配が上がるだろう。
曲により編成が異なっているが、ギターの【Barney Kessel】が参加しているセッションなどは、リラックスして聴くことができる。
ロリンズは、このアルバムを録音したのち、突然、一年余り隠匿してしまうのだが、その前の迷いのようなものも感じられる。
しかし、復活のアルバム【The Bridge】で、まったく新しい境地に足を踏み入れたことを考えれば、強ち間違いないだろう。
試しに【WAY OUT WEST】【Sonny Rollins and the Contemporary Leaders】【The Bridge】と、時系列順に聴いてみると、そう思えて仕方ないのだ。
そういう面でも、面白く聴けるアルバムとなっている。
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