Wes Montgomery(g)//Tommy Flanagan(p)//Percy Heath(b)//Albert Heath(ds)
1960, N.Y.C
自他ともに認める【ウエス・モンゴメリー】の最高傑作と言われているアルバムである。
私の好みから言えば、バップ色に染まったノリのいい【Full House】の方に軍配を上げたくなる。
しかし、以後のジャズ・ギターに多大の影響を与えた彼のギターのすべてが詰まったアルバムとなれば、やはり、こちらになるだろう。
もうひとつ、このアルバムの完成度を高めているのには、名手【トミー・フラナガン】の存在が大きいと思う。
Polkadots And Moonbeams、Four On Sixなどで聴かせる彼のピアノは、正に名手と言ってもいいし、サイドに回った時の安定感は流石としか言いようがない。
好きな酒を飲みながら、ゆったりと聴くには打ってつけの1枚である。
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