架空のジャズ・トランペッター、ブリーク・ギリアム【デンゼル・ワシントン】の人生に焦点をあて、彼の周辺の人間模様を静かに描いた作品。
1990年に公開された作品で【デンゼル・ワシントン】の他には【ウェズリー・スナイプス】や監督の【スパイク・リー】自身も出演している。
【ブランフォード・マルサリス】【テレンス・ブランチャード】をはじめとして、著名なミュージシャンが音楽を提供していることで観ることにしたのだが、どうしてどうして、ヒューマン・ドラマとしても面白かった。
【ジョン・コルトレーン】好きの監督が【至上の愛】からヒントを得て作ったというだけあって、ラストはそれを彷彿させる言葉で終わっている。
ジャズ好きの方もドラマ好きの方にも楽しめる作品だと思う。
因みに、いち度聴くと耳から離れない【Mo’ Better Blues】が気に入って、レパートリーに加えようと奮闘中である。
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