バーボン・ソーダの決定版|Kentucky Gentleman

”バーボンはニートに限る” と確信しているので、カクテルを除き、何かで割って飲む選択肢は持ち合わせていない。

それでも、季節によっては、口開けの一杯には、すっきりとソーダ割を飲むことはある。

これまでは何も考えることなく ”I.W.ハーパー・ゴールドメダル” で作っていた。

味わいがどうとかの難しいことではない。

いつのころか身についた、ただの習慣のようなものだ。

ところがある日、飲もうと思い立ったのはいいが、在庫が見当たらなかったことがあり、はたと困ってしまった。

これまで習慣で作っていたので、代わりが思いつかないのである。

棚に並ぶ酒瓶たちを見渡しても、みんなそっぽを向いたように知らん顔をしてくる。

そんな中、ジッと熱い視線を向けてくるボトルがあった。

それが、バートン蒸留所きってのドライな若者 ”ケンタッキー・ジェントルマン” だったのだ。

ってことで ”都会かぶれした気障な奴より、片田舎でイキッテる兄ちゃん” を選んでみた。

これが大正解。

『どうして今まで声をかけてくれなかった?!』というレベルだったのだ。

これで ”バーボンのソーダ割” とオーダーがあっても迷わずに済む、力強い相棒ができたのである。