どうでもいいこと

暮らしの中で90%は “どうでもいいこと” でできている。
しかし、残りの10%は譲歩できない部分で、これを固守(こしゅ)するために90%を手放したとも言えるだろう。
ところが、他人からすればまさしくその10%が “どうでもいいこと” だったりするのだ。
若者の会話を聞いていると『感動した!』と良く口にする。
しかし、この言葉は、私の友人を含め、私たちの年代では滅多に使わない言葉なのだ。
それは【感動】という言葉には、軽々しく使えないような重みを感じるからである。
この言葉の後には何も続かない、つまりは究極な感情表現のときにしか使わないのだ。
当然『超、感動した!』などとは、口が裂けても言わない。
しかしながら、意に介さない人からすれば、これすら “どうでもいいこと” なのだろう。


