
今回の新入荷は、甘口のラムが3アイテムです。

寒くなるとラムが飲みたくなる、ちょっと厄介な性格なので申し訳ない。
数えてみれば、カクテル・ベース用のラムを除いても、10本以上の在庫がありました。
はい。何を隠そう、寒さ限定ですがラムも好きなのです。
とは言え、ラムの世界も懐が深く、最近はアイリッシュにまで手を染め始めているので、とてもそこまでは手が回りません。
それでも、近頃は寒さが身に染みてきましたので、今シーズン用の在庫にと3本加えましたので、機会があればお試しください。

メニューに掲載するのは後になりますので、暫くはSNS限定メニューです。
ディプロマティコ・リゼルバ・イクスクルーシヴァ|1.200
今回一番おすすめする、スペイン系(ベネズエラ産)のラムです。
滑らかな甘さと、熟成感のあるコクが素晴らしいです。
アルコール感がほとんど無いので、よりいっそう甘さが際立ち、口の中に広がります。
香りにも変なクセが無く、優しい飲み口ですので、アルコール全般が苦手な方でも大丈夫だと思います。
特に甘口のラムが好きな方なら、虜になること請け合いです。
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根っからのアルコール好きなので、苦手な方の感覚が判りません。もし間違っていたら申し訳ない。
エル・ドラド15年|1.400
イギリス系(ガイアナ共和国産)の甘口ラムです。
以前仕入れた8年の印象が、いま一つだったので、リベンジの意味を込めて入れてみました。
結果、イギリス系ラムの特徴でもあるウイスキー感と、8年には感じなかった奥行きがあり、まったく別物でした。
8年はソーダ割がおすすめですが、こちらは断然ロック、もしくはストレートをおすすめします。
これまで、ウイスキー好きの方には、イギリス系ラムを紹介してきましたが、正直、自信を持って紹介できる銘柄がありませんでした。
でも、コレは胸を張っておすすめできます。
日頃ウイスキーを飲まれる方で、たまにはラムを飲んでみたい方は、是非お試しください。
ロン・ミロナリオ・ソレラ15年|1.500
完全にボトル買いしてしまった、スペイン系(ペルー産)の甘口ラムです。
ソレラ・システムでの熟成と、椰子の葉でラッピングされた姿から、昔のロン・サカパを思い浮かべてしまいました。
甘さで言えば、ロン・サカパより甘いと感じるかも知れません。
違うとすれば、熟した果実系の香りと、スパイシーな風味が長く残るところです。
この辺りで好みが分かれるでしょうが
『とにかく甘ぁ~いラムが飲みたい』
とおっしゃる方なら、気に入っていただけるでしょう。
甘みが強く、アルコール感もありませんので、ストレートをゆっくりと時間をかけて飲まれるのをおすすめします。
飲み方はご自由なのですが、コレに関しては、間違っても、ソーダで割るのはおすすめできません。
まとめ
アルコール飲料全般に言えることですが、それぞれの世界は歴史も含めて奥行きが深く、いちど嵌ってしまうと、底なし沼のように抜け出せなくなってしまいます。
長年、アメリカン・ウイスキーをメインに営んできた店の宿命として、その沼に嵌るのは自明の理なのでしょう。
ところが、ウイスキーとラムの共通点を見つけて以来、陰ながらラムを飲み続けてきました。
年齢を考えても、今更ラムの沼に嵌る訳にもいきませんので、気に入った銘柄を細々と仕入れ、在庫を増やしていきますので、よろしければお付き合いください。
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