ラフ・ライダー・ライウイスキー|Rough Rider Rye Whiskey

ニューヨーク州にある【ロング・アイランド・スピリッツ社】の製品です。

同社は、2007年に設立された、比較的新しい蒸留所で、ウイスキーの他にも、ウォッカ、ジン、リキュール各種を製造販売しています。

欠品中の店在庫を発注する際に、なぜかカートに入れてしまったようで、荷物を開封してから知りました。

『だからぁ~酔っぱらって注文するのはダメだって言ってるでしょ!』

何度目かのお小言を貰う前に、言い訳を考えた結果、目に留まったのがメーカー・サイトで開示されているマッシュビルでした。

【地元産のウィンターライ麦93%、大麦麦芽7%】

ライの中でもウインターライが好きな私としては、これは見逃せないでしょう。

とどのつまり『美味しそうだったから無意識でポチっとしてしまったよ』と、お茶を濁すことにした次第です。

Haru
Haru

ウインターライとは、春に収穫された麦を、冬に蒸留した原酒を使った製品で【ヴェリーオールドセントニック】が古くから知られています。

肝心の味わいのほうは、期待していたウインターライの風味は柔らかめで、代わりにとても複雑な風味が感じられるものでした。

ラベルに【THREE BARREL】とあるように、3種類の樽で熟成された結果なのかは判りませんが、根っからのライ好きとしては、物足りなさを感じたのはいなめません。

そこが【ラフ・ライダー】の個性なのだろうと納得したところで、しばらく飲んでいない【ホイッスル・ピッグ】を思い出してしまいました。

日本では2021年から発売されているライ・ウイスキー・ブランドですが、初めて口にしたときは『えっ、ライ?』となりましたが、飲み慣れるにつけ、複雑な風味の中にもしっかりと主張するライが印象的な銘品です。

Haru
Haru

ホイッスル・ピッグは10年が店在庫してありますので、興味のある方はお試しください。

どちらのブランドも、これまでとは一線を画したライ・ウイスキーの新しい分野と思えば、ワクワク感も高りますので、ライ好きでしたら、これを機会にお試しください。

入荷間もないため、メニューには未掲載ですので、価格等はアメリカン・ウイスキー・リストでご確認ください。

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