パナマ共和国産のラムです。
南北米大陸をつなぐ位置にあって、ラムを熟成するのに最適な環境だと言われていますが、パナマ運河の方が知られているでしょう。
元々は製糖工場としての創業でしたが、1936年からラムの製造をはじめた歴史ある蒸留所です。
国内産の原料から造られるアグルコールラムとトラディショナルラムをブレンドして、アメリカンオーク樽で熟成されたのが、この【アネホ12年】です。
スペイン系のラムとしては、甘味を抑えラムの風味を全面に出した飲み口になっていますので、一般的なラム好きの方でしたら気に入っていただけると思います。
アメリカンオーク樽の個性も感じられるので、バーボン好きの方にも気に入っていただけるでしょう。
同社には同じ原酒をワイン樽、シェリー樽、コニャック樽で後熟した【15年フィニッシュコレクション・シリーズ】があり、高い評価を受けています。
でも私としては、同原酒をディープチャーされたアメリカンオークの新樽で追加熟成した【トゥーオークス】の方に触手が動いています。
いずれにせよ、しばらくは【アネホ12年】で満足できることは確かです。
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朗報：珍しいことに今回の仕入れ値が下がっていましたので値下げしました。
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