
ずっと探していた銘柄【パイクスヴィル】が登場しました。
現在は【ヘブンヒル蒸留所】で造られていますが、元々はメリーランド州で1972年まで製造されていた、最後のメリーランド・ライとして知られている銘柄です。
禁酒法を境にして様変わりしてしまうアメリカのウイスキー業界ですが、禁酒法以前はペンシルヴェニア 州とメリーランド州もウイスキー蒸留の産地でした。
因みに、ペンシルヴェニア州で有名なのが【リッテンハウス】で、これも現在は【ヘブンヒル蒸留所】で造られています。
どちらも当時の製造法とは違いヘブンヒルのスタンダード・ライ・マッシュビルとのことですが、それぞれ個性溢れる飲み口になっています。
100プルーフを感じさせない【リッテンハウス】と違い、110プルーフの刺激と甘さが広がる【パイクスヴィル】の美味しさは、ライ好きの方には判っていただけると思います。
【ライ・ウイスキー】をアメリカン・ウイスキーの元祖とする説もあり、静かなブームとの噂も耳にします。
これを機会に【ライ・ウイスキー】の魅力に触れられてはいかがでしょう。微力ですがお手伝いします。
コメント