このご時世になってから、盛んに耳にするようになった言葉である。
拘りたいのであれば、当世、検索すれば詳しく考察されている記事も散見されるので、そちらを参照しながら留飲を下げる手もある。
私と言えば、子供のころから【辛抱】を使ってきたように思う。
それは、母からの影響が強い。
昭和の時代においてもフリーでポジティブを実践していた母の生き様を愛してやまず、この歳になってもマザ・コンを自負している私であるから、当然とも言えるだろう。
そんな母からの小言と言えば『お前は辛抱が足りない!』だったのだ。
店を開いてから17年。こんなにも長く休んだことは無かった。
長い長い有給休暇をいただいたと思えなくもないのだが、あてどなく暮らす日々が、死人のそれとしか感じられなくなったことと、呼吸するのをあきらめてしまったような店が、可哀そうでならなくなってしまったのだ。
と言うわけで、前振りが長くなってしまったが 、店の営業を始めることにした次第である。
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