
懐かしいボトルが入荷しました。
姿を現したり消えたりを繰り返していましたが、現在は【ヘブンヒル蒸留所】で製造されているようです。
J.W. Dant(ジョセフ・ワシントン・ダント)は、バーボンの製造法のひとつである【サワーマッシュ方式】の発明者とされている人物です。
現在でも多く用いられているこの製法で造られたバーボンは、まろやかさが加わるとされています。
このボトルも100プルーフ(50度)の割には、口当たりが柔らかく、変なクセがないので飲みやすいです。
とは言え、アルコール感はありますので、飲みなれていない方は、少し加水すると甘さを感じやすくなるでしょう。
昔の記憶ではもう少しコクがありましたが、今風にキレが増したと考えれば、それも誤差の範囲内です。
趣向を凝らした新しいタイプのバーボンが多い中、昔ながらの味を楽しめる銘柄が増えたのは有難いことです。
昔ながらのバーボンが好きな方には、是非とも飲んでいただきたいおすすめ品です。

Haru
【ボンデッド法】とは、すでに形骸化されてしまった昔の法律なので、今では効力がありません。でも昔から【ボンデッド】好きな私は、巷で見つけるとつい手に入れてしまいます。概ねハズレがないのは有難いことですが、その中でもコレは、価格に見合った味なので、お気に入りの1本に追加しました。
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