エル・ドラド|El Dorado

南米にあるガイアナ共和国のデメララ地域で生産されるプレミアム・ラムです。
ラムの中でも ”デメララ・ラム” と呼ばれているスタイルの代表格とされています。
世界で唯一稼働している300年以上も前の木製ポットスティルをはじめとした、歴史的な蒸留器によって製造される製品は、愛好家から高い評価を得ています。
ガイアナ共和国では17世紀からラムが製造されていたとされ、その長い歴史の集大成として登場したブランドが【エル・ドラド】なのです。
黄金伝説(El Dorado)に由来した名称にも、熱い思いを感じてしまうのは私だけでしょうか。
味わいを基準としたコストパフォーマンスでは、とても優秀なブランドだと思っていますので、今回ご紹介します。
エル・ドラド 12年|El Dorado 12years

はじめてラムに挑戦する方はもちろん、エルドラドを初めて体験する方でしたら、まずは 【12年】からをおすすめします。
口に含むと、ドライ・フルーツや黒糖を思わせる甘さが、心地よく広がります。
樽感も控えめなので重くならず、少し長めの余韻と共に喉を落ちていきます。
軽さの程度が丁度よく、飲み飽きることはありません。
ラムがメインでないバーでも見かけることがありますので、デメララ・ラムの入門用として認知されているのでしょう。
ラムへのはじめの一歩は、ココからスタートしてはいかがでしょう。
エルドラド 15年|El Dorado 15years

【12年】でラムに開眼された方は、是非とも【15年】をお試しください。
まず、ひと口含んだだけで、圧倒的な熟成感に驚かれると思います。
それも、単なる【12年】からの延長ではなく、キャラクター自体が違う仕様になっていると勘違いしそうなレベルに驚かれるでしょう。
デメララが誇る歴史ある4種類の蒸留器原酒が贅沢にブレンドされています。
その中でも、特に有名な木製のポットスティル原酒の影響が色濃く反映されているとのことです。
エル・ドラドの年数表記は、ウイスキーと同じように、最低熟成年数が表示されています。
つまり、表記された年数以上の熟成を経た原酒も含まれているます。
【15年】には25年熟成の原酒もブレンドされていることでも知られていて、バニラ系の香りと、円熟味のあるフルーツ系が加わった、複雑で奥深い味わいの源(みなもと)になっています。
私の中で【15年】は、一般的に ”フルボディ・タイプ” と言われるラムの基準になっている味わいです。
まだ飲んだことが無い方には、これを機会に是非試していただきたい逸品です。
エル・ドラド 21年|El Dorado 21years

”ラグジュアリー・ラム” と呼ばれるカテゴリーに入る製品です。
このカテゴリーは、安価なスピリッツ・ラムと区別する意味で作られたもので、基準のような明確な規定はありません。
一般的には、各蒸留所の最上位クラスに付けられることが多いので ”格の違い” なのでしょう。
【ディプロマティコ・アンバサダー】【アップルトン・エステート21年】などが有名ですが、当然どれもが高価で気軽に飲めるレベルではありません。
当店も少し下のクラスは在庫していますが、このクラスと思えるのは【エル・ドラド21年】だけです。
私が味わいを説明しても伝わらないでしょうから省きますが、単純に美味しいの一言につきます。
でも【12年】の後に【15年】を飲んだときの驚きに比べると、その差は少ないので、ちょっとガッカリするかもしれません。
香り、味わい、余韻のすべてが円熟しているので、角と呼べるものは全く感じられない穏やかな瞬間を味わうことができます。
【15年】に感じる、充実感ではなく、安らぎにも似たリッチな体験だと思っています。
それを体験してみたい方は、下の=詳細=からご確認の上でお試しください。


