
|ウォッカ|ライムジュース|ブルーキュラソー|
サッパリとしてガツンとくるカクテルと言えば【スレッジハンマー】が思い浮かびますが、マイナーなので知名度が低いのは否めません。
名前の由来ともなっている大きなハンマーで、頭を殴られたような刺激からきていると言われるように、かなり強めな味わいになっています。
本来のレシピはウォッカとライムジュースを5:1の割合、つまり酸味の効いたウォッカをそのまま煽るようなものですので想像していただけると思います。
流石にこれはマニアック過ぎるようで、シロップなどで甘味を加えたレシピが主流になっているようです。
当店もこの線で造っていますが、ギムレットのベースを変えたウォッカ・ギムレットのような位置づけで考えています。
そんな折、スレッジハンマー好きの女性から『色が可愛くないから、女の子っぽい色で造って!』と、ワガママなリクエストがあり、グレナデンシロップで薄いピンク色で造り喜んでいただけました。
そのワガママ娘から、今度は『甘さを抑えて、別の色で造って!』とのリクエストで造ったのが、この【青いスレッジハンマー】です。
結果としては大正解だったようで、とても喜んでくれました。
レシピが厳密に決められたカクテルを除けば、作り手(バーテンダー)の裁量に任せられる部分が多いのがカクテルで、それが醍醐味だとも言われています。
私も同意見で、バー巡りする目的は ”相性のいいバーテンダーさんとの出逢い” を探すことが第一になっています。
”自分の好きなカクテルを色々な店で飲んでみる” こんな楽しい飲み方をしてみませんか?
コメント