ウイスキー・アンド・シネマ

武部好伸(著)淡交社 2014 / 2017

最近の映画ではめっきり減ってしまった喫煙シーンであるが、ひと昔前の作品では頻出していた。

間が持たなくなった時には煙草を1本と思われるような設定も多かったようだ。
 
それが、飲酒シーンとなると、いまだに多く見受けられる。

それもポイントとなるような場面で用いられることが多いようだ。

そんな飲酒シーンを、作品と絡めながら、軽妙な文章で紹介しているのが本書である。

実は【ブレット・バーボン】を仕入れたのは、シルベスタ・スタローン主演の【バレット】の項を読んだのが切欠なのだ。

軽妙な文体もさることながら、著者の酒に関する造詣の深さは、至るところから感じられ、それも、この二冊を手にすることが多い理由になっている。

この類の書籍は、最初から順序立てて読み進めるよりも、ペラペラを捲りながら、気に入った項目に目を通す読み方が似合う。

すべて数ページで完結しているので、空いた時間に、好きなバーボンを片手に読むには打ってつけなのだ。